天下のanan様に「伝統と革新」と題されるHiHi Jetsの、そのマインドが全面に現れたLIVEでした。登場即重低音でブチアゲるFRONTLINE、五者五様の正五角形みたいなソロ曲、無機質近未来ローラースケートパフォーマンス…そして何よりジャニーズ20曲メドレーは3月にして「もう年明けた?」と錯覚するほどの疾走感と多幸感でした。"ジャニーズJr"だからこそできる先輩方の有名人気曲を贅沢にメドレーにする構成、「この曲見たかった!」が超スピードで次々押し寄せてくる快感に脳回路がブチブチになり、国民的5人組の曲の後に「Johnnys Entertainment Team」の略である「JET」を披露することで「自分たちはジャニーズの最前線(FRONTLINE)を切り拓く」と宣言するカッコ良さ…どれを挙げても完璧でカッコよくて楽しさいっぱいの、満点のLIVEでした。
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2022年ダントツで楽しかったコンサート。名曲だらけのジャニーズ20曲メドレーを核とした全体の構成がとにかく素晴らしくて初アリーナステージを成功させた五騎当千からたった4ヶ月ではさすがに前回を超えられないだろうと思ってしまった自分を殴りたくなった、というか会場でぶん殴られました。最初から最後まで隙なく飽きさせるコトなくカバー曲とオリジナル曲の堺がわからないくらいぜんぶ自分たちのカラーで染め上げパフォーマンスした彼らのエンターテイナーとしてのポテンシャルには唸るしかありません。音楽ジャンル偏らず何でも出来て楽しめるのがジャニーズでそれを見事な形にしたHiHi Jetsは間違いなくJohnny's entertainment teamの名前を背負っていくのにふさわしいグループです。
前半はHiHiの個性を全面に表現した曲が多く、偏ってる印象を持ったほど。なぜそうしたか考察すると、後半のジャニーズメドレーで彼らがJet(Johnny's entertainment team)であることを表現しジャニイズムを引き継ぐのはHiHi Jetsだという宣言をするためだと感じました。最後に持ってくる新曲の名前がJETなのも戦略だと思う。